Implant
インプラント

天然の歯に限りなく近づける
インプラント
インプラントとは、失ってしまった歯の替わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
従来の入れ歯やブリッジとは違って、健康な歯を削る必要もなく、固定性であるためガタついたりせず、自分の歯と同じように”食べる・話す”ことが出来るようになります。
インプラントの特徴

インプラントは、歯がなくなったところに人工の歯根を立てて歯を作るため「自分の歯のようにかめる」ことと「見た目には歯がなくなったとは分からない」というのが最大の特徴です。
インプラントは周りの歯に依存せず、そのものだけで維持することが可能ですので、周囲の歯に負担をかけることもありません。しかし、自分の歯と同様に清掃は必要で、管理を怠るとその効果も落ちてしまいます。
定期的なメインテナンスを受けお口の中をチェックしていきましょう。
- 費用
- 330,000~440,000円(税込)
※初診時の検査から被せ物が入るまでを含めた金額となります - 治療期間・回数
- 8週間~28週・6回~10回
メリット
- 人工歯根によりしっかりと噛めるようになります
- セラミックの補綴部を被せるため仕上がりも美しくなります
- 周囲の歯を削る必要がほとんどありません
- 骨に人工歯根を埋入するため、かみ合わせが安定します
- 噛む力の衰えを防ぎます
デメリット
- 保険外診療のため、治療費用が高くなる場合があります
- 外科手術が必要になるため、患者様に体力的な負担がかかります
- 段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
- 術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
- 術後も定期的なメインテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります
当院のインプラント治療の特徴
1歯科用CTを用いた綿密な治療計画

CTで撮影をおこない、そのレントゲンを見ながら説明していきます。そこから治療計画を立てて、治療にかかる期間や金額などのご説明を行います。歯科用のCTで骨の状態を立体的に撮影し、より安全にインプラント治療を行えるようにしています。
OSSTEM OneGuide(ワンガイド)システムを導入しています

当院では、より安心してインプラント治療を受けていただけるよう、OSSTEM OneGuide(ワンガイド)システムを導入しています。
CTデータをもとに、インプラントを入れる位置・角度・深さを事前に確認し、専用のガイドを使用して、治療計画に沿ったより正確で安全性に配慮した治療を行っています。
2複数のメーカーのインプラントを使用
当院では、世界No1のシェアを誇るストローマンを中心に4社のメーカーを取り扱っています。
全歯科医院の3割の歯科医院がインプラント治療を行っていると言われてますが、その中で大抵の医院は1社のインプラントメーカーを扱う歯科医院が多いです。1社のみを扱う理由には、各メーカーにより骨を使うドリルが違うことで保管管理が大変になる、1社1社のシステムを歯科医師、衛生士が熟知する必要があるなどがあります。
そのような負担もある中で、当院では複数のメーカーのインプラントを使用することで患者様への適応ケースの幅や提供価格のバリエーションを多く用意し、様々なケースに対応できるようにしています。
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ストローマン社
ストローマン社は、スイスに本拠を置く歯科インプラントのリーディングカンパニーです。高品質な素材と革新的な表面処理技術により、優れた生体親和性と長期的な安定性を実現しています。豊富なラインナップで、さまざまな症例に対応可能です。
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メガジェン社
韓国のメガジェン社は、CAD/CAMを活用したデジタルインプラントソリューションを提供しています。高精度な診断と治療計画により、安全で確実なインプラント治療を実現。インプラント埋入直後から荷重をかけられる「即時荷重」にも対応しているのが特徴です。患者様は治療後すぐに仮歯を装着でき、審美性と噛む機能をいち早く回復することができます。
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ジンマー社
ジンマー社は、高度に精製されたチタン合金を使用したインプラントシステムを開発しているのが特徴です。優れた強度と耐食性により、長期的な安定性を実現しています。独自の表面処理技術で骨との結合を促進し、確実な治療効果をご提供します。
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インプラテックス
インプラテックスは、Implant Direct社のインプラントをはじめ、関連する医療機器も取り扱う総合的なインプラントメーカーです。同社の強みは、インプラントのデザイン、素材、サイズ等のバリエーションが非常に豊富な点です。
治療期間を短縮出来るインプラント治療
抜歯即時埋入即時荷重
抜歯して当日インプラントを埋め込み仮歯の取り付けまで行なう治療です。
従来のインプラント治療では、抜歯後、骨が治癒するのを数ヵ月待ってから施術を行いますが、この治療方法は、治療期間を大幅に短縮できます。
患部の状態など、条件に問題がなければ実施できる治療です。抜歯即時埋入即時荷重をお考えの患者さまは、お気軽にご相談ください。
メリット
- 治療期間が短縮できる
- 抜歯直後にインプラントを埋入することで、傷口が治りやすい
- 骨の回復が早くなる
デメリット
- すでに抜歯されている場合は適応できない
- 骨のサポートが不十分な方は、骨の回復を待って通常のインプラント治療になる
注意点
インプラント埋入時のISQ値が70以上、回転トルクが40N以上ないと、無事にインプラント埋入まではできたとしても、即時荷重の仮歯は入れることはできません。
骨と歯肉の形態を守ることを目指す、
精密なインプラント治療
ルートメンブレンテクニック
歯を抜くと、その周囲にある歯槽骨は少しずつ吸収し、特に前歯部では唇側の薄い骨が痩せることで、歯肉の形態まで変化してしまうことがあります。
インプラントそのものが良好に機能していても、周囲の骨や歯肉の形態が変化すると、治療後の見た目に影響することがあります。
そこで当院では、症例によって「ルートメンブレンテクニック」という術式を選択することがあります。
歯根の一部をあえて保存するという考え方
ルートメンブレンテクニックでは、抜歯する歯の根をすべて取り除くのではなく、唇側の歯根の一部を薄く適切な形で保存します。
その内側にインプラントを埋入することで、抜歯後に生じやすい骨や歯肉の形態変化をできるだけ抑え、より自然な歯肉形態の維持を目指します。
一般的な抜歯即時インプラントとは異なる考え方を用い、非常に繊細な外科手技が求められる術式です。
ルートメンブレンテクニックでは、残す歯根の厚みや位置、形態、インプラントとの距離などを細かく確認しながら処置を行います。
歯根を残しすぎても、削りすぎても適切ではありません。
そのため、わずかな形成位置の違いが治療結果に影響する可能性がある、非常にテクニックセンシティブな術式です。
一般的なインプラント治療以上に、CTによる精密な診断、繊細な外科手技、そして術者の経験が求められます。
また、すべての症例に適応できる治療法ではありません。
当院では、歯根の状態、感染の有無、周囲の骨や歯肉の状態、インプラントを適切な位置に埋入できるかなどを総合的に診断し、この術式が有効と考えられる症例に限って慎重に選択しています。
実際の治療例

今回の症例では、抜歯と同時にインプラントを埋入し、唇側に歯根の一部をルートメンブレンとして保存しています。こちらのCBCT画像では、保存したルートメンブレンとインプラントとの位置関係をご確認いただけます。
【画像について】
実際の手術後のCBCT画像です。ルートメンブレンの位置や形態を患者さまにも分かりやすくご覧いただくため、該当部分を視認しやすく強調し、矢印・注釈を加えています。

すべての患者さまに適応できる治療ではありません。
ルートメンブレンテクニックは、歯根や骨の状態、感染の有無などによっては行えない場合があります。
当院では、「高度な術式だから行う」のではなく、その患者さまにとってメリットがあると判断した場合にのみ選択することを大切にしています。
症例によっては通常の抜歯即時インプラント、骨造成など、別の治療方法をご提案する場合があります。
骨が薄いとインプラントを断られた方へ
グラフトレスサイナフリフトにも対応

グラフトレスサイナフリフトは、骨移植を必要とせず、自己の骨を再生させる治療法です。通常のサイナスリフト手術では、人工骨や他の材料を用いて骨を増量する必要がありますが、グラフトレスサイナフリフトでは、特殊な手法やバイオマテリアルを用いて、自然な骨再生を促進します。この治療法は、手術時間や回復期間が短縮されるだけでなく、患者の負担も軽減されます。また、自己の骨を活用するため、組織適合性や結合力が高まり、成功率も高いです。
(インプラント治療費内に含まれます)
メリット
- 骨移植・骨造成手術不要で身体的負担・治療費を軽減
- 治療期間は一般的なインプラント治療と同様
- 骨移植・骨造成による感染リスクなし
- 術後の腫れが少ない
デメリット
- 審美領域(前歯部)への適用は不向きな場合がある
- 骨幅や厚みにより骨移植・骨造成が必要な場合がある
- 上部構造物装着後の清掃が困難な場合がある
グラフトレスサイナフリフト症例

Before

After
| 治療期間・回数 | 最短8~12週間 |
|---|---|
| デメリット・注意点 | 直径の広いインプラントを使用するのが前提なので、水平的な骨幅がないと、難しいかもしれません。 |
| 備考 | 骨粗鬆症、糖尿病とな既往歴がある方は、主治医と先生と相談が必要です。 |
サイナスリフトによる治療期間短縮化

Before

After
| 治療期間 | 約1年間 |
|---|---|
| 費用 | 15万〜20万 |
当院は、2000年代のラテラルアプローチのサイナスリフト、2010年代のバーティカルアプローチのサイナスリフト、2020年代のエクストラワイドのインプラントと様々なテクニックをマスターしていき、患者様の様々な面での負担を減らす為に日々研鑽しております。
骨造成

他院にて、骨が足りなくてインプラントができないと言われた方も当院にて骨補填術を行い、問題なくインプラント治療を行える場合があります。他院でのインプラント治療のリカバリー、メンテナンスも行っております。
プラズマ照射でインプラントの性能向上

真空下でインプラント体にプラズマを照射し、炭化水素という汚染物質をインプラント表面から取り除き、インプラントの親水性を向上させ、インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)をより強固なものにします。
また、プラズマ処理を施したインプラント表面では、顕微鏡レベルでも亀裂や腐食のような傷跡は見られず、耐久性が向上します。
骨と結合をチェックする機材の導入
インプラント治療において、骨との結合が重要であることは言うまでもありません。この骨との結合を確認するために、目視ではなく装置を使用することが一般的です。
その中でも、エニーチェックとMEGA ISQという2つの装置があります。
エニーチェックは接触式で、骨との接触を確認します。一方、MEGA ISQは非接触式で、振動を使って骨との結合状態を測定します。これらの装置を使用することで、より確実かつ正確に骨との結合状態を評価することが可能となります。これにより、患者の治療結果を向上させることが期待されます。
インプラント治療の流れ
- Flow01
検査

歯科用CTを用いることで、骨の厚みや密度、神経・血管の位置など、通常のレントゲンでは見えにくい詳細な情報を得ることができます。患者様に適切なインプラント治療計画を立案するためには正確な検査が欠かせません。
- Flow02
カウンセリング

インプラント治療を始める前に、患者様とのカウンセリングを大切にしています。治療の流れ、期間、費用など、患者様の疑問や不安を丁寧に解消いたします。
- Flow03
治療計画のご説明

診断結果をもとに作成した治療計画を、わかりやすくご説明いたします。患者様のご要望を伺いながら、適切な治療方針を一緒に決定してまいります。
- Flow04
インプラント手術
(一次手術)
インプラント一次手術では、麻酔下で歯肉を切開し、顎の骨にインプラント体を埋入します。手術中の患者様の負担を最小限に抑えつつ、精密な施術を行うことで、高い成功率を実現しています。
- Flow05
治癒期間

一次手術後、およそ2~6ヶ月程度、治癒期間を設けます。これはインプラントが骨と完全に結合するまでに必要な期間です。
- Flow06
インプラント手術
(二次手術)
再度歯肉を切開し、インプラントと人工歯をつなぐアバットメントを装着します。二次手術は比較的短時間で終了し、その後1~6週間ほどで歯肉が治癒します。
- Flow07
型取り、人工歯の
作製
お口の型取りを行い、オーダーメイドの人工歯を作製いたします。素材、色、形状など、患者様のご要望を細かく反映した、美しく自然な人工歯をお作りいたします。
- Flow08
装着、完了後の
メインテナンス
歯肉が治癒したら、オーダーメイドの人工歯を装着します。天然歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりにできます。しかし、インプラントを長持ちさせるには、定期的なメインテナンスが不可欠です。3~6ヶ月に1度の定期検診と、毎日のセルフケアをしっかり行いましょう。
インプラント治療のあとはメインテナンスへ

当院では、インプラント治療後の定期的なメインテナンスを推奨しています。専門的な清掃により、インプラント周囲の歯垢や歯石を除去し、健康な歯肉の状態を保ちます。また、定期検診によってインプラントの状態を確認し、早期に問題を発見・対処することで、インプラントの長期的な安定性を維持することができるのです。
