Clinic

院内・設備紹介

口腔内スキャナー

当院では2つの口腔内スキャナーを使用しています。
精度の高い型取りに特化した「プライムスキャン」、マウスピース矯正装置の世界的シェアを誇るインビザライン射精の「iTero」の2つを使い分けています。

プライムスキャン

当院では、口腔内スキャナーとしてセレック・プライムスキャンを導入しています。
プライムスキャンは歯を削った後にスキャンするだけで、歯の形の情報を素早く3次元で読み取ることができ、即時に型取りができます。
そして、スキャンしたデータをもとに、専用の機械が自動的にセラミックの詰め物や被せ物を作ってくれます。

プライムスキャンの特徴

最大の特徴は、精度とスキャンスピードです。スキャンスピードは従来の4倍、精度は本当に誤差が0といっても過言ではないレベルです。
口腔内スキャナーは日進月歩で、どの機械でスキャンするのかが重要な時代になってきています。実際に今までの口腔内スキャナーとプライムスキャンを比べてみると、その精度の違いを感じます。
また、プライムスキャンを使うことで、粘土のようなものを使った型取りから解放されるだけでなく、より精密な型が取れ、フィット感や精度の高い詰め物、被せ物を製作することができるのです。

従来の型取りの場合、素材自体が変形してしまったり、素材から模型を作る際に変形してしまったりすることがあります。
そのような状態で作った詰め物や被せ物は、うまくフィットしなかったり、歯と歯の間に隙間ができたりすることがあります。
プライムスキャンで得られる造形データは変形しないため、作成された被せ物は非常に精密で、虫歯が再発する可能性を低くすることができます。

iTero

口腔内スキャンナーiTero(アイテロ)とは、お口の中を細部までスキャンして3Dデータ化できるものです。
従来の様に、シリコンを口の中に入れる事なく、精密な歯型をとる事ができます。近未来的な型取りを体験してみてください。(自費診療)
インビザライン、インビザラインgoというマウスピース矯正もこちらのiTeroを用いて、治療を進めていきます。
更に当院が導入しているiTero element5Dは、従来のiTeroより精度が向上していて、近赤外線により虫歯のチェックもできます。妊娠中など、積極的レントゲン撮影したくない時期の歯科検診でも、iTeroを使用する事により、被曝もなく隣接面などの見落としがちな虫歯の早期に発見する事ができます。

矯正歯科

セレック

一般的なセラミック治療に比べて治療時間が短いということは、削った部分が再び虫歯に感染する可能性を限りなく低くすることができ、治療の質が高くなります。10年後のセラミックの残存率を調べた臨床研究によると、従来のセラミック治療が約70%であるのに対し、セレックの治療は約90%と非常に高い結果が出ています。
歯科技工所を通さずに院内のミリングマシンが精密なセラミックを作るので、プライムスキャンを使ったセレック治療は高品質、安価です。
材質などにもよりますが、従来のセラミック治療の20~30%程度治療額が少なくてすみます。

歯科用CT

レントゲンでは二次元でしか撮影できなかった口の中を、CTにより三次元で撮影でき、画像で診断できます。今まで以上により安全で確実な治療ができます。インプラント、親知らずといった外科処置には必須の診断画像です。

  • レントゲンでは知りえなかった口腔内

    歯科用CTの導入率は2%と言われています。従来のレントゲンとは違い、歯科用CTは奥行き・骨の幅・厚みを正確に知ることができます。より高度な治療を提供することができ、安心安全な歯科治療をご提供できます。

  • 三次元画像で視覚的・直感的に理解

    CT画像は顎の骨の形態や神経の位置などの検査に使用。骨の状態、血管を正確に把握することで治療の安全性は高まるのは当然のこと、事前確認が可能になるため、切開個所が最小限で済み、患者様への負担も軽減します。治療も短くなる上、患者様の理解度も高まります。

マイクロスコープ

肉眼の2.8倍~25.6倍まで拡大できる顕微鏡です。マイクロスコープを使うことで、歯の根の奥など、肉眼では見えづらかった部分まではっきりと見えるようになります。このため、虫歯治療のための削る箇所を最小限に抑えることができ、また細菌の感染部位の除去での取りこぼしがなくなりご自身の歯をより長持ちさせることができるようになりました。

肉眼とマイクロスコープの視野の違い

肉眼
マイクロスコープ

歯科治療には高度な技術と精密さが求められますが、従来は肉眼での治療が主流でした。しかし、肉眼では見落としがちな微細な問題点を見逃すリスクがあります。その結果、本来治療すべき部位が放置されたり、逆に健全な歯質まで削ってしまったりすることがあるのです。
そこで、マイクロスコープを用いた精密歯科治療が注目されています。マイクロスコープは肉眼の数倍から数十倍の倍率で口腔内を観察できるため、微細な問題点を的確に診断し、必要最小限の侵襲で治療を行うことが可能です。

マイクロスコープを
使用した歯科治療

YAGレーザー

当院ではNd:YAGレーザーを使用した治療も積極的に行っています。
特徴は、水分で吸収されにくい為、組織内部まで浸透する性質を持っています。
反応材の使用により表面の処置も可能の為、幅広い治療が可能です。治りにくい歯の根管治療、折れてしまった歯の保存、歯周病治療、止血、切開、口内炎処置、歯肉のメラニン除去、知覚過敏処置等で活用できる設備です。

その他の設備

  • 口腔内カメラ

    撮影した写真は、モニターに大きく表示。わかりやすい説明で、ドクターへの信頼感もアップし、虫歯様の安心感にもつながります。

  • 電動注射器

    麻酔注射を打つ際に、圧力によって患者様の痛みが変化します。電動注射器では、その圧力を一定にすることで、痛みを軽減することができます。

  • モニター

    口腔内カメラやX線デジタルレントゲンで撮影した写真を、このモニターに写し出します。

  • iClave mini

    しっかりと滅菌できる直熱ヒートシステムと搭載。また独自の乾燥システムにより、滅菌後に使用できる時間の短縮が実現しました。

  • Lubrina 2

    ハンドピースの注油・洗浄を自動で行う機器です。それぞれのハンドピース内部の隅々まで注油・洗浄ができるようプログラムされております。

  • 高圧蒸気滅菌器

    患者様の治療や診療に使用した器材をこれで滅菌します。常にキレイな状態で、衛生面・安全性を確保しています。

  • デンタルシステムズ

    患者様の情報管理をデジタル化するシステムです。個人情報保護機能も兼ね備えていて、山梨県の医師会でも推奨されているシステムです。

  • 拡大鏡

    歯科医師や歯科衛生士は拡大鏡を使用して、歯や歯茎の細かい部分を拡大して観察し、より正確な診断や治療を行うことができます。

  • メガジェンプラズマX

    メガジェンプラズマXはプラズマを照射することで、インプラント材表面に付着した炭素化合物を除去し、親水性を回復させる治療機器です。インプラント材と骨組織の結合が促進され、治療の予知性が向上します。

  • トライオート

    従来は、手用のファイル(細いヤスリ状の器具)を用いて根管内を削っていましたが、熟練した技術が必要で、時間もかかるという問題がありました。このトライオートはモーター制御により、ファイルの回転速度と根管壁にかかる力を適切に調整しながら、根管内の汚染物質を効率的に除去します。

  • Smile Lite

    当院ではより確実に歯の色味を確認できるようにSmile Liteを導入しています。この機器を使うことで、色調の深みや透明度、細かい特徴がより鮮明になることで歯の色調調整や内部構造の確認を容易にします。